BqoolでAmazonの市場規模を調査しよう!

高須清文とはどこの誰なのか?

私はEC企業を応援している、Webプランニングを主とするフリーランサーです。
2020年はコロナに見舞われた大変な1年でしたが、幸いにもAmazon広告運用をお手伝いしたクライアント様において6ヶ月で1200%の売上増を記録することが出来ました。
決して私だけの力ではなくクライアント様と二人三脚で取り組んできたことがうまくハマったのだと思います。

今回は1200%を達成する過程において活用したツールをご紹介します。

Amazonで誰が何をどれだけ売っているのか知りたい

Amazonで売れている商品は何か?
Amazonではどのカテゴリーが売れているのか?
Amazonではどのブランドが売れているのか?
Amazonのランキングは1時間で変更されるため順位変動が頻繁に起こる。そのため楽天的なランキング順位が得られない。はたしてAmazonで過去30日で一番売れた商品は何か?
一体のどの程度の売上規模があるのか?

Amazon内の市場規模感を掴みたいと思ったことはありませんか?
実はさくっと分かる方法があるんですよ。

それが Bqool です。

上記のボタンからBqoolに申し込み出来ますので、すぐに試してみたい方は上記ボタンから登録へ進んで下さい。

Bqoolとは?

BqoolはもともとAmazonの購入者との連絡を行うツールです。
購入者にレビューをお願いしたり、ネガティブレビューが追加された場合にいち早く察知して、レビュアーにフォローを行ったりするツールです。
しかしBqoolが優れているのはそこじゃあないんですよ。

リサーチツールが優れていて、Amazon内の販売見込額を調べることができます。
ですので、Amazonで何が売れていて、誰が売れていて、どれくらい売れているのかをざっくり調べることが出来ます。

Bqoolの初期設定

Bqoolは単独では動作しません。
Amazonセラーセントラルのアカウントを持っている方しか使えません。
Amazonセラーセントラル>アプリとサービス>アプリの管理 にBqoolを登録してアクセス権を付与して下さい。マニュアルは下記です。

BigCentralチュートリアル-AmazonMWSに接続してBigCentralアカウントを設定する方法

全てを接続する必要はありません。MWSとの接続だけで十分です。
ここではクドクドと設定については説明しません。上記のマニュアルを見ていただければ分かります

もしここで説明されていることが分からない、設定の仕方が分からない、面倒くさいから設定してほしい。などなどご要望がありましたら下記のボタンからお問合わせ下さい。

それでは実際にどんなことが調べられるのか試してみましょう。

Bqoolでカテゴリー分析

Amazonの第一階層カテゴリで最も市場規模が大きいカテゴリはどこだか分かりますか?
正解は「シューズ&バッグ」です。
Bqoolは有料サービスなので具体的な数字は伏せました。サービスに申し込んだ方はばっちり数字を確認することが出来ます。
「シューズ&バッグ」で一番売れている価格帯はいくらか分かりますか?
正解は19,560円以上の価格帯です。
注文数自体は低価格商品の方が多いですが、単価が高い高価格商品の方がトータルの販売額は大きくなります。
Bqoolは有料サービスなので具体的な数字は伏せました。サービスに申し込んだ方〜以下同文。

Bqoolでブランド分析

Amazonのブランドで一番売れているブランドはどこか分かりますか?
正解は「アシックス」です。
Bqoolは有料サービスなので具体的な数字は伏せました。サービスに〜以下同文。
それではアシックスの中で一番売れている価格帯はいくらか分かりますか?
正解は「10,665〜12,319円」です
Bqoolは有料サービスなので具体的な数字は伏せま〜以下同文。
それではアシックスの中で一番売れている商品はどれか分かりますか?
正解は「安全靴」です。
へー、安全靴なんですね。ブランド物の運動靴かと思いました。ちょっと意外です。
Bqoolは有料サービスなので具体的な数字は〜以下同文。

Bqoolでセラー分析

Amazonで一番売れているセラーはAmazonですが、2番めはどこか分かりますか?
正解は「AnkerDirect」です。
Bqoolは有料サービスなので具体〜以下同文。
それではアンカーダイレクトで一番売れている商品はどれでしょうか?
正解は「ワイヤレスイヤホン」です。
Bqoolは有料サービスな〜以下同文。

おや?商品数が少なくないか?

AmazonJapanを調べてみるとアンカーダイレクトは395商品登録されていますが、Bqoolでは4商品、フィルターを外しても5商品しか表示されません。
これはBqoolにはよくある現象です。
Bqoolがどのようにして売上の見込み数字を集計しているのかは定かではありませんが、Bqoolの見込み数字は全ての商品を網羅できていません。また見込み数字は売上金額が小さくなるほどブレが大きい印象があります。詳しくは後述しますが、全ての数字が分かるわけではありません。
そこまで万能ではないということです。

すなわち、これまで紹介してきた見込み数字も、「Bqoolで計測できている範囲内であれば」という前提です。

Bqoolでキーワード分析

関連キーワードも調査できます。先程のアンカーダイレクトを例にとって「ワイヤレスイヤホン」のキーワードを分析するとこのようになります。

Bqoolは有料サ〜以下同文。

検索ボリュームも分かりますが、キーワードから購入に至った「平均注文数」も分かりますので、コンバージョンに有効なキーワードの選定で判断しやすくなっています。

さらに逆引きも出来ます。通常キーワードを入力して検索すると商品が表示されますが、逆引きリサーチではASINを入力して検索すると、「その商品が検索結果として表示したキーワード」を表示してくれます。こんな感じで。

Bqool〜以下同文。

ただ、この機能はあまり使い勝手がよくありません。
あきらかなノイズが混ざってくることと、調べていくうちにASIN毎の差が無くなってくるのです。
ですのでおおよそのキーワード候補を見つける初期段階で使用しています。
Googleキーワードプランナーで検索クエリの検討をつけるよりは近しいキーワードを見つけられますよ。

Bqoolリサーチの問題点

一言で言えば「数字が怪しい」です。

Bqoolが計測する見込み数字には、経験的に下記のような傾向があります。

  • 30日売上が100万円以下の見込み数字はブレが大きい
  • 評価(星マーク)がついていない商品の見込み数字はブレが大きい
  • 新商品は出てこない。
  • バリエーションの子ASINは合算される傾向にある(子ASIN001と子ASIN002の商品がバリエーション設定されている場合、それぞれ合算値が表示される傾向)
    • 子ASIN001 70万 → Bqool上では120万(001+002)
    • 子ASIN002 50万 → Bqool上では120万(001+002)

以上のことから、Bqoolの見込み数字を鵜呑みにするのは危険です。
かならず自分自身の中で補正をかけてください。ある程度使い慣れてくると、その経験則から補正値が感覚として備わってきます。

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どうですか?
Amazon内を色々調査してみたくなってきたでしょ?

私がBqoolを使いだした頃はメニューが全て英語で、表示されている数字の意味を解読するのに非常に時間を要しました。幸いなことに2020年年末に日本語化が進みました。日本語のサポートページも作成されてかなり解りやすくなりました。

Bqool日本語サポートページ

今では日本語が堪能なスタッフの方も増えてきて、日本語でサポートを受けることもできるそうです。

もし試してみたいと思われる方は、下記のリンクから無料トライアルに進んで下さい。

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