Google Webmaster Conference Osaka に参加しました。
昨年のGoogleDanceOsakaに続き2回目の参加。
昨年のGoogleDanceは、Googleとして初めて社外ので開催、ということで初めて参加させていただきました。
何度かTokyoのカンファレンスには申し込んでいたのですが、いつも抽選に外れていたんですよね。
大阪では幸いにも当選できましたので、ラッキーでした。
目次
SEO Mythbusting(SEOの都市伝説)
- 語数をカウントしているか?→しない。
- キーワードの頻度は影響するか?→しない。クエリの文脈を見る。
- ドメインが古さはランキング要素か?→ドメインの古さは関係ない。
- TLD(.com・.netなど)はランキング要素か?→関係ない。
- ccTLD(国別ドメイン .co.jpなど) は日本に対して有効か?→有効
- ページランクの高いドメインは有利か?→有利ではない。
- ページランクは使用しているのか?→200以上のシグナルとしては使用されている。外部向けには見せていない。
- ドメイン名の長さはランキングに影響するか?→影響しない。
- キーワード一致ドメインは影響するか?→影響しない。
- 共有IPアドレスはランキングに影響するか?→影響しない。
- ページスピードはランキングに影響するか?→影響する
- 高速サーバーならOKか?→その他の要因も影響する。
- 構造化データはランキング要素か?→影響しない。検索結果には使用する。
- Googleはレスポンシブを推奨している
- レスポンシブは非レスポンシブより評価する?→違いはない。バックエンドのテクノロジーはランキングに影響しない。
- HTTPSを評価しているか?→高く評価している。
- セキュリティに瑕疵がある場合、順位に影響するか?→検索結果にアラートを表示する。改善されない場合順位を下げるなどで影響する
- サブドメインはサブディレクトリよりも好む?→どちらでも違いはない。
- 言語別コードをURLで判別するか?→コンテンツで判断する。1ページで複数言語は使用しないほうがよい。
- Googleの認定エージェントを雇うほうが良い?→GoogleにはSEOの認証プログラムはない。
- SEOはいつやる?→できるだけ早く
- Googleガイドラインを遵守しているか?→遵守しない業者は解雇すべき
- SEOの成果を保証できるか?→保証は誰にも出来ない。
SEO for Single Page Apps
SPAは
- JavaScriptで実行している
- クライアント側かサーバー側かで表示する
- ビューと呼ばれるURLを生成する
PWAは
- HTTPSを使用する
- オフラインでも使用できる
- インストール出来る
- レスポンシブである。
- 早い
SPA PWAは関連性がある
- SPA→PWA
- PWA→SPA
GoogleはPWAを使用している
Javascriptしかないページ評価できないのか?→ボットは理解できる
レンダリングには数分かかる
リンクについて
- a href は理解できる
- a href onclick も理解できる
- hrefがないAタグはレンダリングしない
- href=””#" はレンダリングしない
- href javacsript:goto(〜 もレンダリングしない
- button onclick もレンダリングしない
- span onclick →最悪
ビューに対してい一意のURLを用意する
タイトルとスニペットは一つずつ作成する
Copyright for Webmasters
著作権
- コンテンツを作りメディアで配信すれば著作権が発生する
著作権神話
- クレジットを書いていれば良い。→NG
- 免責事項を書いていれば良い。→NG
- 非営利だから良い。→NG
- オリジナルから加工しているから良い。→NG
- 一部だけ使用しているから良い。→NG
コピーされたら?
- 当該Webオーナーに削除依頼する
- 削除されない場合はGoogleにリクエストする→検索結果から削除される
- Googleは毎日300万URLが削除されている。
- 著作権の判断は裁判所が行う。
- Googleは判断しない。
削除依頼について
- 著作権者本人でない場合は難しい。
- 侵害の対象を明確に書くこと。
- 申請URLは1000件まで申請できる。
- URLは検索結果ではなく具体的URLを。
リクエストが通過した場合、順位を下げる場合もある。
もし順位を下げられたら?
- 自分のサイトが順位が下がったら異議申し立てをする。
- 14日間待機期間がある。
- 正確な名前、正当な理由が必要。
著作権者本人であることをどうやって証明する?
→証明を判断するのは難しい。
→スクリーンショットなどを送ってほしい。
UGC(ユーザー生成コンテンツ)の場合、Webサイトに著作権申請のフォームを作成してユーザーに申請してもらうなどの対応が望ましい。
コピー商品が販売されていたら?
- Googleが対応できるのは著作権侵害であって、コピー商品の場合、削除はできない。
- 法定手段を取ってほしい。
著作権侵害について代理申請できる?
- 著作権申請の代行は可能
- 会社の代表であればドメインで区別できる。
- 証明書類が必要になることもある。
- TCRPという手続きもある